「ローコスト」なリカバリーは可能か?

「ローコスト」なリカバリーは可能か?

地政学的(特に北朝鮮)なサイバーセキュリティによる災害や不安定さを懸念する企業は、データのバックアップ以上のことを考えなければなりません。データ復旧のプロセスにもっと焦点を当てる必要性が指摘されています。

東京、もしくは他の都市が災害に見舞われたら?

実際、私たちがサポートしているほとんどの中小企業は、災害復旧(DR)専用の別サイトあるいはいわゆる「リカバリサイト」を持っていません。しかし、2017年にサイバーセキュリティ災害が増加したことで、2018年へ向けて効果的なオフサイトバックアップおよびDRプランに取り組もうという意欲が高まっています。

「リカバリサイト」を構築することで得られるメリットはもちろん沢山ありますが、一方では異論もあります。DRサイトへの主要な異論の1つはもちろんコストです。もう1つのよくある異論は、技術スタッフが足りない、またはスキルが不足しているということです。さらに別の異論は、リカバリ用のセカンダリサイトをどこに置くかということと、その場所をメインサイトから地理的に分離して維持するのが難しいということです。

物理サーバーをMicrosoft Hyper-VやVMwareなどの仮想システムに移行できる企業には、リカバリサイトを構築するための低コストの選択肢があります。たとえば、東京オフィスの標準的な2〜4台のサーバー仮想環境であれば、大阪にある専用の安全なデータセンターに完全にリカバリできます。

「ローコスト」なリカバリサイトはどのように動作するのか?

·         フルイメージのバックアップを暗号化し、リカバリサイトに送ります

·         バックアップイメージがリカバリサイトのインフラにリストアされます

·         リカバリサイトへはVPNクライアントを介して安全にアクセスできます

リカバリサイトは、バックアップが成功するたびに段階的にデータをリストアするため、リカバリサイトのRTO(Recovery Time Objective:復旧時間目標)は常にゼロです。何故でしょうか? データは既に自動的にリカバリされているため、通常は非常に時間がかかるデータのリカバリに伴う時間や手順が必要ありません。「リカバリサイト」では、データは常に利用可能なのです。

災害発生時には、リカバリサイトにVPN経由で安全にアクセスできます。リカバリサイトは、オリジナルサイトが完全に復旧されるまで、プライマリになります。バックアップは、それまでと同じ方法でリカバリサイト(新しいプライマリサイト)から取得されます。元のサイトの準備が整うと、最新のバックアップがリカバリされ、オリジナルサイトが再びプライマリサイトになります。