バックアップとデータプロテクションは防御の最終ライン

バックアップとリカバリーをITセキュリティとして位置づけている企業はほとんどありません。しかし、サイバー攻撃への対抗に関する様々な記事やホワイトペーパーを読んでみると、バックアップがしばしば防御の最終ラインとして紹介されています。私達はバックアップとリカバリーをITセキュリティとして位置づけ、データプロテクションと呼んでいます。

組織は自らのネットワークを守る為に、毎年新しいITセキュリティ製品に投資しており、それを途中で止めるわけにはいきません。インターネットには危険がつきもので、十分に警戒しなければならないと信じられているからです。新しいITセキュリティ製品は常にアップデートされ、導入されていますが、新しい脅威、脆弱性、エクスプロイトもまた同じなのです。最新のSymantec Intelligence Reportによると、349の新しい脆弱性、10個のゼロデイが存在し、2015年8月だけで3,850万のマルウェアが作成されたということです。

自分たちだけで全ての脅威に対抗できない組織にとって、情報セキュリティ製品やサービスは必須です。実際、多くの組織では、外側は固く内側は柔らかい「卵」のようなセキュリティ対策をとっています。しかしそれでは、スピアフィッシング、ゼロデイ攻撃、ランサムウェア・マルウェア、そして人的ミスなどの脅威を防ぐのはほとんど不可能です。

万一攻撃が成功した場合、防御の最終ラインは高品質なバックアップシステムです!

これが、バックアップとデータプロテクションをセキュリティに位置づける理由です。バージョニング、ファイル/イメージ、システムステートバックアップ、そしてリカバリーをセキュリティ戦略に組込むことにより、攻撃に対抗してビジネスを継続できる可能性が高くなります。イメージベースのフェイルバックとvirtual disaster recoveryソリューションにより、組織は数分でバックアップを行う事ができます。従来のように、テープを使って何時間も、ときには何日もかかるわけではありません。バックアップとデータプロテクションを、予防的セキュリティ対策として組込むことにより、組織のセキュリティレベルは向上し、データの喪失を最小限にしつつ、ビジネスを継続することができます。