7日間のビジネス停止

7日間のビジネス停止

ランサムウェアによる被害のうちで最も影響が大きいのは、システムがダウンしてしまってネットに接続できなくなってしまうことです。たった一人が不用意にメールをクリックしてしまうことで、組織全体が大混乱に陥ります。ランサム (身代金) を支払うか支払わないか関わらず、一定のダウンタイムは発生します。

昨年ランサムウェアの被害に遭った1,000社のデータを分析した結果、85%の企業で感染後7日間コンピュータがネットに接続なかったということです。さらに、33%の被害者が1ヶ月もの間データにアクセスできなかったということです。これらのデータから、ランサムウェアが中小企業にとって重大な脅威となりつつあるにも関わらず、リスクへの対応が遅れていることがわかります。同じ調査では、66%の企業がランサムウェアに感染した場合の対応ポリシーを用意していませんでした。

実際、ほとんどの従業員は、攻撃を受けた際にどのように対応したら良いかを理解しておらず、ランサムウェアとウイルスの区別もついていません。

もしもの時には、原因究明を後回しにしてランサムウェアに対応することが重要です。私達は、多くの企業がデータを復旧するための適切なステップを後回しにして、根本的原因の追求のために貴重な時間を無駄にしているのを見てきました。

一部の企業は、ランサムウェアへの対応プロセスをベストプラクティスとして用意しはじめましたが、それは始まったばかりです。企業はランサムウェアの攻撃を受ける可能性があることを認識し、それに備えるための対応策を用意しておく必要があります。